浦和競馬パーク Urawakeiba park

’21トワイライトカップ[8月25日(水)実施] ’21トワイライトカップ[8月25日(水)実施]

真夏の準重賞『トワイライトカップ』。
優勝馬に、大井で行われる重賞
『アフター5スター賞』の
優先出走権が付与されることもあり、
スピード自慢のメンバーが集結する。
舞台は浦和1400m。
短距離界の新星誕生の瞬間を見逃すな!

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~スポニチ・秋田麻由子の視点~

3歳以上のA2級以下選抜馬による準重賞「トワイライトカップ」はSⅢアフター5スター賞(大井1200m)のトライアルレースとして昨年に創設されたが、昨年は悪天候により開催中止となってしまった。今年、改めて1着馬に対してアフター5スター賞の優先出走権が与えられるトライアルとして行われる。別定戦でA2は57キロ、B1は55キロ、B2は53キロ、牝馬は2キロ減の斤量設定となっている。昨年の中止によりトワイライトカップ自体の過去のデータはないが、今回はこの時季の同じくA2下、1400mで行われた16~19年(17年は1500m)の4レースをチェックする。

1.厩舎

何と地元浦和の小久保智厩舎が4戦全勝。その内3戦でワン・ツーフィニッシュを飾っており、圧倒的な強さを誇っている。小久保厩舎は12年から20年まで9年連続で南関東リーディング、地元浦和リーディングは08年から13年連続で獲得中という名門。オープンやA2級など上位クラスの実力馬の管理頭数も豊富。浦和競馬では必ず押さえなければならない厩舎だ。

2.騎手

左海誠二騎手が2勝、2着1回と強い。唯一、3着以内に入っていない16年はレース自体に騎乗していないので連対率パーフェクトということになる。3頭とも小久保厩舎の馬で1番人気だったことにも注目。

3.人気

1番人気は【3100】で連対パーフェクト。全て小久保厩舎の馬だった。2番人気も【1111】と安定。残りは4番人気が2着2回。5番人気が3着2回。8番人気が3着1回となっており、3番人気の馬券絡みはなし。中穴を狙うなら3着でという波乱は少ない結果となっている。

4.前走

1着馬に関しては、前走がB1以下の条件なら1着だったことが条件。前走がA2以上だった場合は1着でなくてもいいが、すでにA2で勝利したことがある実績が必要。

5.実績

浦和所属馬以外で3着以内に入った3頭中2頭には浦和での勝ち星があった。残りの1頭はJRAからの移籍馬で浦和で走った経験がなかったが、ダート1400mで勝ち星を挙げていた。

6.脚質

逃げた馬が4戦全勝と圧倒。3着以内馬の4角通過順は16年から順に①③②、①②⑤、①②④、①②④。追い込みは利かない。先行スピード勝負となっている。

7.性別

牡馬が3勝、2着3回、3着2回。牝馬が1勝、2・3着が1回ずつ。セン馬が3着1回。牝馬で3着以内に入った3頭は全て斤量53キロだったことに注目。

執筆:秋田麻由子

<筆者プロフィール>
秋田麻由子/Akita Mayuko
11月9日、愛知県生まれ。夕刊紙でプロレス、競馬、芸能担当を経て、2010年から「スポーツニッポン新聞」で地方競馬を担当。17年からは地方競馬だけでなく、幅広く公営競技を担当するなど活躍の場を広げている。

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~勝馬・豊岡加奈子の見解~

8月25日(水)浦和競馬場で準重賞'21トワイライトカップが行われる。

9月7日(火)に大井競馬場で行われる重賞アフター5スター賞のトライアルレースでもある。

出走する面々の中で本命に挙げるのがジョーパイロライト。3歳の頃から京浜盃で4着となるなど素質の片鱗は見せていたが、5歳になった今年の春から3連勝で挑んだ前走の準重賞スパーキングプラチナチャレンジでは、3~4コーナーから積極的に動いていく競馬で直線抜け出して先頭に立つと、最後脚を伸ばしてきたミヤケに交わされはしたものの差のない2着と上々の内容で、本格化している印象。メンバー的に勝ち負けだし、近走の安定感から軸向き。

対抗はミヤケ。中央からの移籍後は4走前8着に敗れた1戦を除いて掲示板を外しておらず、その時も差はコンマ5秒差と着順ほどは負けていない。前走は重賞の舞台で相手は揃っている中で、スタートで出遅れながらもインをついてポジションを押し上げ、直線外に出して追うと4着と好走。今回はジョーパイロライトとのV争いになりそうだ。

上記2頭が抜けている印象で▲以下は3着探し。

1番手に挙げるのがプレシャスエース。この2戦は案外な結果だが、前走はダートグレード競走で相手が強すぎたので負けは仕方ない。今年に入ってからOPを勝っているように8歳馬でも衰えは感じられず、相手関係が緩和されるここなら台頭も可能。

またエフェルヴェソンスも侮れない存在。勝ち味に遅いところはあるものの、相手なりに走れるのは強味で準重賞の舞台でも軽視はできない。浦和コースでは4回出走して3回馬券圏内に入っていて、コース相性が良いことからも注目だ。

穴で狙いたいのはワグナーコーヴ。前走は休み明けで大敗はやむを得ないし、今回は一度使った上積みが見込める。浦和では昨年武蔵国OPを勝っていて実績的には遜色がなく、この距離を苦にしなければチャンスはある。

◎ジョーパイロライト
〇ミヤケ
▲プレシャスエース
△エフェルヴェソンス
△ワグナーコーヴ

執筆:豊岡加奈子

<筆者プロフィール>
豊岡加奈子/Kanako Toyooka
北海道函館市出身。8年半総務省で公務員をした後、競馬専門紙「勝馬」の記者に。競馬を始めたキッカケは、09年の皐月賞前日に中山競馬場付近で犬の散歩をしていたところ、前日から並んでいる方々を見て「競馬は単なるギャンブルではなく奥深いスポーツなのだ」と思い、皐月賞当日、一人で中山競馬場に足を運んだこと。現在は「スカパー!南関東地方競馬チャンネル」解説や競馬場でのイベント出演等、多岐にわたって活動している。